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依頼背景
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へーベルハウスの全てがわかるショールーム
その“目玉”となるデジタルコンテンツを作りたい
「HEBEL HAUS TOKYO PRIME SQUARE」は展示場の機能を集約させた、家づくりの夢を広げる新施設。約860㎡もの広い空間には、同社の内装、設備のショールーム「デザインスタジオ東京」、そして住宅検討段階のユーザーを招待し、360°映像を体験してもらうシアタールーム「THE VISION HEBEL HAUS」が設置されています。
制作にあたり、シアタールームは“気軽に楽しく、さまざまな住空間を体験可能”で、“購入に向けた意識を高めてくれるデジタルコンテンツ”が設置された、同施設の主要コンテンツとなることが求められました。そのコンセプトから“360°映像による住空間のバーチャル体験”という企画に発展。アマナは企画の実現に向け、システムおよびビジュアル表現の面から制作をサポートしました。
提案
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コンテンツ、システム、空間設計……総合力で叶えた迫力の映像体験
4面の組み合わせで生み出す、新たな映像表現
左右、正面、天井の4面に設置された4方向連続大型スクリーンを最大限活用すべく、360°映像に加え、画面を分割し異なる映像を織り交ぜる構成を提案。 お客様を迎えるイントロムービー「Color Your Life」、都内近郊20余りの展示場を360°映像で見せる「360°REAL SIZE CATALOG」、へーベルハウスに住まう幸せな家庭を表現した「Smile Project」、家づくりのスペシャリストインタビュー「The Fact」、世代を超えて受け継がれる家を情緒的に描く「Long Long Life」など 、VR・映像制作の知見を活かし、プログラムを組み立てました。またそれぞれのコンテンツの内容に合わせ実写、CG、イラストなどを使いテイストを変更。全面、4面とテンポよく切り替わりる画面と合わせ、飽きさせない演出を心掛けました。
トータルサポートで可能にした、クオリティ・スケジュールコントロール
今回は、シアタールームで上映される映像コンテンツ制作に加え、コンテンツ画面のシステム設計・デザイン、 キネクト(※)にて操作させるためのモーションコントロールシステム設計、空間設計、機材の選定や配置、検証までトータルに対応。進行を統括することでスムーズな制作が可能になり、コンテンツおよびシステムのクオリティ向上やコスト削減にも繋がりました。
※ジェスチャーや音声などにより、直接画面に触れることなく、離れた場所の画面やコンテンツを操作できるデバイス。
成果
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シアターにいながら“へーベルハウス”を体感
家族の夢を後押しする新施設がオープン
常設での360°映像シアター、ジャスチャ―によるインタラクティブ操作など、展示場の概念を覆す本施設。 専用ゴーグルを使わないため、見学者全員が体験を共有、コミュニケーションを図れることも好評で、体験を機にマイホームを成約するお客様も増えています。コンテンツの拡充に向けた制作はすでに進行中。夢が膨らむ体験型映像施設は今後ますますバージョンアップする予定です。